私は会社をリタイアして
今後どのように生きていくかを
模索し始めた直後に
ステージ4のがん宣告を受けました。
ショックはあったものの受け入れて
自分のやり残した課題を
どこまで出来るかは天に任せるとし
取り組むことにしたのです。
看取り士協会の会員として
看取りの広報と啓蒙活動に
取り組んでいます。
シルバー世代の市民運動にも参加をして
関わりを広げていました。
最初はがん患者本人や
その家族の話を聞きたかった私ですが
やがて話す立場となりました。
教会で掲示板を見たのをきっかけに
がん病理学者樋野興夫氏が呼びかけた
がん哲学外来カフェ「いずみ」に参加。
「言葉の処方箋」で患者との面談で
その背負った重荷を軽くするように
との願いと実践の場となる場でした。
教会といっても宗教は関係なく
ガンを通じて悩む患者家族に
医療外の心の不安、悩みを分かち合い
「病気だけど病人ではない」
というモットーを基本に
学んでいることが
私に大きな影響を与えました。
そしてカフェでの学びに
誘発されたことが
ガン友読書の会を開く
きっかけとなったのです。
ガン友読書会では
樋野氏の書籍を参考にしながら
ガンに関わる人たちの痛切な不安と悩みを
少しでも軽くしようとする活動を
していきます。
私自身このような状況になり
自分のやり残した課題を向き合うために
本をようやく読み始めました。
そして元々若いうちから、
死ぬことと社会の様々な問題に
関心があったこともあり、
死に関わる宗教(キリスト教や禅仏教など)
哲学書籍に触れたり、
多少の市民運動にも関わりました。
しかしどちらも中途半端でほとんど
進んでいないことを感じていましたが
その状態からは抜け出して、
読後感を味わえるようになりました。
皆さんにも一押し、
コアに触れる文言との出会いが
あるのではないでしょうか?
絵本、詩歌、童話、写真など
様々な表現ジャンルから
今も繰り返し読み続けている本
本全体でなくとも、数行の文章が琴線に
触れる数行を伝えあい少しでも
心が触れ合えて友になれたら幸いです。
✅自らの琴線に触れ、惹かれたことを、是非他の方にお伝えしたい。
✅他の人の読後感を知りたい。
✅出来たらそれぞれの生活の場で活かせたらと思う方。
また「ガン友」読書会の参加条件は
「ガン患者でなければなりません」
ということでなく
関わる家族、友人、医療、
介護に関わる方や死について考え
他の方がどんな思いを
抱いているのか知りたい
と思ってる方もOKです。
*主催者(世話人):オンラインホストとなります
*月1回/第3金曜日18時から19時30分
(参加者の希望に合わせ変更あり)
*zoomを活用∶zoomの特色を踏まえたルールや制約、工夫
*参加費:無料
*参加人数:5名程度
*初めて参加される方や話すのが苦手な方は他の参加者の話を聞くだけでもOK。
先ずはどんな人たちか、会の雰囲気を直に感じてもらい、合わなければ次回キャンセルでも大丈夫です。
自己紹介+おすすめ書籍のプレゼン15分とその後のフリートークで30分
その間適宜10分ほど休憩タイム。5,6名参加者での時間配分です。
同一書籍を当該月に2回に分けて要約
感想OK。ただしその月で終わりとします。
*実際やってみて皆さんが良い方法があればルールは柔軟に対応します。
大学を7年間で卒業後
当時の学生仲間と清掃会社を設立。
飛び込み営業から清掃メンテナンスと
後半はリフォーム事業にも拡げ、
千葉県、都内二ヶ所(荻窪・目黒)に
営業所の開設と撤退を
繰り返してきました。
日本経済を襲ったリーマンショック、
東日本大震災などをしのいで
社員を解雇せず細々と凌いできたが
撤退をし会社をリタイヤ。
残りの人生をいかに過ごすかを
考え始めていた矢先
会社の最後の健康診断結果で
大腸ガンが発覚。
既に肝臓の方に転移も確認ステージ4(向こう5年の存命率20‰)告知を受ける。
若いうちから、死ぬことと社会の様々な問題に関心があり、死に関わる宗教(キリスト教や禅仏教など)哲学書籍に触れたり、市民運動にも関わり、読書を通して人と関わり交流を深めたいと
「ガン友読書会」2023年3月10日からスタート
妻との2人暮らし。
子供たちはすでに独立。
それぞれ家庭を持ち、男女1名づつ
子供に恵まれ、懸命に生活しています。
孫たちの成長には驚きです。
ぺっト(3.5kgの小型犬)
もいたのですが
孫たちの熱烈な要望に応えて
「里子」に出すことになりました。
年寄よりも子供たちとの生活の方は
ペットにとって同じ精神年齢のためか
生き生きしています。
私のがんを予測してたかのように
息子からがん保険や介護保険の見直しをしてもらいました。
息子は保険会社の営業です。大変助かりました。
また高額医療免除制度の恩恵を実感。
同時にこれからの世代のために年金
社会保険制度の抜本的改定のみならず
教育・子育ての保証を真剣に取り組むことが
必須だとも思っています。
読み方は各自の自由。
読んだ本、今も繰り返し
読み続けている本。
本全体でなくとも、
数行の文章が琴線に触れる数行を
伝えてくださって結構です。
確信がもてた、よくわからないが、
強く惹かれた、など。
教養を積むための
読書会ではありません。
多岐に渡るジャンルのテーマでの
読書会ではないのです。
まして学術的な評価、
正確さを求めるのでもありません。
★切羽詰まって、
なにか自分にとってのコアに触れ
得心のいく学び
エネルギーをもらうような
何かを共有出来たらと願ってます。